2021年6月25日
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ドライアイ

ドライアイ

ヒトでは”ドライアイ”で目薬を手放せない方は結構多いのではないでしょうか。
特にコンタクトレンズを使用している方は大変ですよね。

実は、ワンちゃんやネコちゃん(ワンちゃんより少ないですが)にも”ドライアイ”があるのはご存知でしょうか?

もちろんヒトとは原因が異なりますが、眼が乾いてしまうという症状は同じです。
眼の表面が乾いた状態が続くと、角膜や結膜といった眼の表面に炎症が生じます。
これを「乾性角結膜炎」と呼びます。
動物病院によっては解りやすく「ドライアイです。」と説明しているかもしれません。

乾性角結膜炎

乾性角結膜炎は、ドライアイのように眼がゴロゴロするだけではありません。
痛みが生じたり、放置すると視覚障害を起こすこともあるので十分注意が必要です。

乾性角結膜炎の原因はいろいろあります。
・先天性(生まれつき)
・薬の影響で一時的に起こる
・神経原性(神経の障害や麻痺のせい)
・ホルモンの病気
・免疫介在性
など。

最も多いのは“免疫介在性”の乾性角結膜炎です。
この病気は通常両側の眼に発症し、好発犬種があります。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
シー・ズー/パグ/ペキニーズ/チワワ
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
などがよく発症する犬種です。

目やに

ご家族が”ドライアイ”に気付くのは難しいかもしれません。
しかし、”目ヤニが増えた”ことには、すぐに気付きますよね。

・・・そうなのです。
涙の量が減ってドライアイになると、ドロっとした“目ヤニ”がものすごく増えます。
ひどい時には、固まった目ヤニで眼が開かなくなることもあります。
目ヤニで開かなくなった眼を無理やり開けようとすると、ほとんどの子は嫌がります。
ふやかしてそっと目ヤニを取るのが一番ですが、難しい場合には無理に取らずに動物病院に相談して下さい。

シルマーテスト

乾性角結膜炎かどうか調べるのに、”シルマーテスト”という方法で涙が充分出ているかを測ります。
重症な子は、ほとんど涙が出ていません。

動物病院で「ドライアイ」または「乾性角結膜炎」と診断されたら、眼の表面に潤いを与える目薬で乾燥を防がなくてはなりません。
また免疫介在性の場合、特殊な点眼薬で涙の量を増やすような治療をする必要があります。

渇いた眼を放置すると、眼の表面の乾燥や炎症によって、黒い膜(角膜の色素沈着)が出き見えづらくなります。
早く気がつき対処できれば、視覚への影響を少なくすることができます。
思い当たる症状がある場合には、早めに病院で相談しましょう。