レントゲン検査
尿路結石の有無や位置、腎臓、膀胱、前立腺(雄)のサイズや変位の有無、その他の臓器の位置や大きさ、リンパ節の腫大がないか、などが確認できます。
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膀胱結石の犬 -
尿路結石の猫
休診日なし/土・日診療 駐車場 19台完備
膀胱や尿道のような下部尿路系の疾患は、頻尿や血尿、尿漏れ、排尿時間の延長、排尿困難などのように
目で見てわかるような症状が多く、一方で腎臓や尿管のような上部尿路系の疾患は、
これといった特徴的な症状を示さずに病気が進行している場合があります。
特に近年、尿管結石ができやすい猫が増加しており、
結石による尿路閉塞や尿管壁の線維化、肉芽腫形成など様々な問題が起こります。
早めの受診をお勧めいたします
尿路結石の有無や位置、腎臓、膀胱、前立腺(雄)のサイズや変位の有無、その他の臓器の位置や大きさ、リンパ節の腫大がないか、などが確認できます。
レントゲン検査では臓器の位置や大きさは判断できますが、臓器の内部構造までは評価ができません。そのため超音波検査により臓器の細かい内部構造を把握します。
色調や尿比重、結晶の有無のみではなく各種生化学(pH、糖、潜血、ケトン、タンパクなど)や感染、尿中に落ちている細胞などを評価することができます。
また近年増加している猫ちゃんの尿管結石は無症候性の潜血尿が多く認められているとの報告があり、腎機能の早期指標の1つのみでなく、様々な病気を診断する上で重要な検査となっています。
血管を確保し造影剤を投与します。その後レントゲンを継時的に撮影します。
この検査では腎臓→尿管→膀胱への尿路の流れを確認し、腎臓の排泄機能を把握することができます。そして、どこに問題があり、左右どちらの腎臓が正常に働いているかを評価することができます。
また腎臓や尿管の形態や結石の位置、腫瘍などの評価も可能です。
尿道にカテーテルを挿入し、造影剤を注入しながらレントゲンを撮影します。
この検査では、膀胱から尿道先端までの尿の排泄経路を確認することができます。
特に超音波検査では描出できない骨盤腔内の尿道を評価するのに適した検査です。
上記の各種検査を組み合わせて実施し、
異常箇所にアプローチしていきます。