ワンちゃんのおうちシャンプー・・・上手にできていますか?
「お店(サロン)だと大人しくやらせるのに、家だと大変で・・・」というお話しをよく聞きます。
今回は、おうちシャンプーの負担をなるべく減らしたい!というご家族のために、プロのトリマーが実践している“ちょっとした工夫&ワンポイント”をご紹介したいと思います。

■お顔を洗うのを嫌がる場合■
→目や鼻にお湯や泡が入っていませんか?
→目の周りの固まった汚れを引っ張って取っていませんか?
⚠️ポイント
①ぬるま湯を含ませた軟らかいスポンジで、お顔をゆっくり優しく濡らしましょう。
②お顔が下を向くと目と鼻にお湯が入ります。顎下を持ち、やや上を向かせながら洗いましょう。
③固まった汚れは、十分ふやかしてから優しく取りましょう。
※お顔は繊細な場所なので、最初から頑張らずに少しずつ慣らしていくようにしましょう。

■濡れるのを嫌がる場合■
■シャワーを怖がる場合■
→シャワーの水圧が強すぎませんか?
→足元が滑りやすくなっていませんか?
→お湯の温度が熱すぎませんか?
⚠️ポイント
①シャワーは弱い水圧から慣らしていきましょう。
②シャワーヘッドを直接体に当てると怖がりません。
③ベビーバスなどに低めにお湯をため、その中で全身を濡らす練習をしてみましょう。
④お風呂場や洗面台は滑って足元が不安定なことがあります。滑り止めマットやベビーバスを活用してみましょう。

■ドライヤーを怖がる場合■
→風圧が強すぎませんか?
→目や鼻に直接風が当たっていませんか?
→体が熱くなっていませんか?
⚠️ポイント
①弱い風圧から乾かしましょう。
②顔周りに風が当たるのを嫌がることが多いので、スヌードやタオル、カラーなどで顔を覆うと落ち着きます。
③ハンドドライヤーは熱くなりやすいので、“冷風”と“温風”を交互に当て皮膚の表面温度が熱くならないように気を付けましょう。

■ブラシやコームを嫌がる場合■
→毛のモツレや毛玉を引っ張っていませんか?
→ブラシの先端が皮膚に強く当たっていませんか?
⚠️ポイント
①ブラシやコームが引っかかったら無理に引っ張らず、一旦引き抜きましょう。
②毛玉やモツレの根本を持ち、引っ張らないようにしながらほぐします。
③どうしてもほぐれない毛玉は切るしかありませんので、病院やサロンにお任せしましょう。
おうちケアの失敗やトリミングでのトラブルで病院にかかるケースはよくあります。
例えば・・・
・ドライヤーを当てすぎて目の表面に傷が出来た。
・毛玉を取ろうとして皮膚を切った。
・同じところばかりにブラシを当てて、皮膚が真っ赤になった
など、頑張ったのですが少しやり過ぎた結果、トラブルを起こしてしまった感じですね。
おうちのお手入れは大切ですが、“無理しないこと”が嫌がられず長く続けるコツかもしれません。
難しいなぁ、と思ったら無理せず病院やサロンに相談してみるとよいでしょう。

大学卒業後、川崎市の動物病院に勤務。 その後、日本動物高度医療センター画像診断科にて11年勤務。超音波検査を専門とする。 2018年 ガリレオ動物病院勤務。



